米田 貴志

よねだ たかし

獲得タイトル 元NJKFバンタム級王者
WMCインターコンチネンタルスーパーバンタム級王者
真王杯 55kgトーナメント 優勝

 
Record 35戦22勝(11KO)11敗2分
Weight バンタム→フェザー
Height 177cm
Date of birth 1981/12/6
Coming from 東京都
昔練習試合時に長身からの威力あるローキックでKO勝利した頃、良い選手だな・・・と思っていたらあっという間に力をつけ今やOGUNIの代表選手に。
相手選手からすると反則な長身サウスポーから繰り出す攻撃は必見。
接近しても肘膝を自在に使いこなす。
普段はとても素直でやさしく礼儀正しい好青年で選手としての能力、活躍は勿論、人間性にジム内外問わずファンは多い。
OGUNIの地元池袋で生まれ育ち地元豊島区も区をあげて応援してくれている。
センス・才能は勿論、常に努力も怠らず、練習量もOGUNIで1,2を争うと言っても過言ではない。
今後経験を積み上げどんな選手に完成していくのか非常に楽しみである。
06.3.5 NJKF上位の2選手を1RKOしている現役のラジャとWMCの王者と戦い、1Rにダウンを2度奪われるも4Rにローで3度ダウンを奪い見事KO勝利。
いやあ、感動しました、興奮しました。しかし米田選手、まだまだ成長過程、この激戦を乗り越えての成長もますます楽しみ。一体どこまで行くのか皆で応援して見守っていきたい。
2006年 真王杯55kgトーナメント優勝 NJKF殊勲賞・最高試合賞受賞
2007.3.18 NJKFバンタム級王者に!

2014年4月13日 NJKF興行にて引退式が行われ選手生活にピリオドを打ちました。
今後は「KICKBOXING TEAM VALLELY」の代表として、後進の選手育成と指導に当たってくれます。

戦績

2001.04.15
(CASSスポーツクラブ)

河野 義和
(北流会君津)

判定勝

パンチ中心の相手に対し中間距離ではローキック、ハイキック、接近しては膝を使いこなし、デビュー戦とは思えぬ冷静な試合をみせ勝利。
2001.10.08
(CASSスポーツクラブ)

金子 光一
(八王子FSG)

1RKO勝 開始早々長い手足から繰り出すパンチ、ローでコーナーに詰め顔面膝蹴りでKO勝利。
2001.11.02
(後楽園ホール)

和知 英世
(KOファクトリー)

判定勝 離れては伸びのあるストレート、キック、接近しては膝で終始主導権を握り勝利。
2002.03.03
(後楽園ホール)

星 雄晴
(町田金子)

判定勝 初回からローキックを効かせ幾度と無くダウンを奪う、最終ラウンド相手の肘で流血するも大差の勝利。
2002.04.29
(CASSスポーツクラブ)

戸部 隆一
(上州松井)

判定勝 終始攻め続けるがタフな相手にKO決着はならず。

五回戦昇格

2002.09.22
(CASSスポーツクラブ)

藤原 国崇
(拳之会)

5RKO負 初の5回戦でいきなりの強敵と対戦。残念ながら負けてしまったが、今後また高いステージで争うことになりそうと予感させる戦いを見せてくれた。
2002.12.21
(サムロンスタジアム)

ソンダム・トウンナコンポーム
(タイ)

1RKO勝
2003.04.06
(バトルスフィアー)

弘中 史樹
(ウィラサックレック)

判定勝 実力者相手に打ち合いを制し勝利。
2003.12.13
(後楽園ホール)

海老沢 朋和
(平戸)

3RKO勝

パンチャー相手にどのような戦いを見せてくれるかと思ったが完封KO勝利。
2004.03.06
(後楽園ホール)

ソントーン・シットゴーソン
(タイ) 

DRAW 54kg契約
2004.06.27
(オーストラリア)

デン・ノーイ
(オーストラリア)

4RKO勝 55kg契約 オーストラリア遠征
海外遠征に加え相次ぐ変更にもかかわらず強敵相手に見事4RヒジでKO勝ち。 
2004.08.08
(後楽園ホール)

若林 直人
(岩瀬)

2RKO勝

1Rから左のローキック、回ろうとする相手に右のミドルと盤石の強さをみせKO勝利。
2004.10.17 
TOSHIMAX
(池袋サンシャイン展示ホールB)
WMCインターコンチネンタル
Sバンタム級タイトルマッチ

アーロン・リー
(オーストラリア)

判定勝
王座奪取
オーストラリアに渡り自ら勝ち取ったアーロン選手への挑戦権、しかも生まれ育った池袋での試合と言うことで地元の大応援団の元で激闘を繰り広げた。初回アーロン選手の執拗な膝に押されるもその後は反撃、ハイキックでぐらつかせると肘でも大流血に追い込み見事勝利を収め王座を奪取した。
2004.12.05 
タイ王宮前広場 

ウィチャーンサック・ホー・サムラーンウット (タイ) 

判定負 タイ国王生誕記念試合に日本代表として出場。善戦するも惜しくも判定負け。
2005.01.22
(後楽園ホール)
NJKF
バンタム級タイトルマッチ

藤原 国崇
(拳之会)

判定負

初対戦から約3年、お互いますます強くなり、再戦はNJKFで最高峰の舞台での対戦となった。フルラウンド激戦を繰り広げるも今一歩届かず。
2005.05.03
(後楽園ホール)
NJKF・MAキック交流戦

山本 ノボル
(KAKUMEI契明)

判定勝

MAバンタム級2位の山本選手と交流戦初回肘でダウンを奪い判定勝利。
2005.07.23
(後楽園ホール)

ヨックノイ・シッソラピット(タイ)

DRAW 54kg契約
軽量級の若いムエタイ選手と一進一退の攻防を繰り広げるも引き分け。
2005.10.9
INFINTECHALLENGE 
OGUNI主催興行
(後楽園ホール)

サナパー・コビットジム
(タイ)

判定負

55kg契約
肘でカットされ大流血するも、ローキックを効かせ後一歩の所で敗戦となってしまった。しかし肘でのカット以外は互角以上の戦いを繰り広げた。
2005.12.10
XPLOSION
(オーストラリア)

アーロン・リー
(オーストラリア)

判定勝 55kg契約
去年のTOSIMAXで激戦を繰り広げたアーロン・リー選手と再戦。そして今回はアーロン選手の地元
2006.3.5
NJKF興業 ADVANCE U
(後楽園ホール)
タップナー・シットロムサイ
(タイ/ラジャダムナンSフライ級王者・WMCSフライ級王者)
4RKO勝 55kg契約
あの現役2冠王者タップナーと対戦。
当初タップナーが同じ時期にタイでの試合が決まっており、一時はこの試合が流れかけ、代わりに前王者(タップナーにKO負けした選手)との一戦に変更になりかけたが、タップナーのジムの会長がタイでの試合をキャンセルし米田選手との対戦を選んでくれた。
初回怒濤の攻撃で攻めるタップナー。威力は勿論正確無比なストレート。米田選手のガードを縫うように必殺の左ストレートをヒットさせ米田選手ダウン。
その後も切れのあるミドルを交えプレッシャーをかけまくり観客からも「下がるな!」との声もあがるが、さすがにあの怒濤の攻撃には防戦一方になり、下がりかけた所に追い打ちをかけるように右フックをあわせられ後方に倒れ込む様にダウン・・ここで終わりか・・と思った人もいたかもしれない・・。
しかしこのラウンド何とか耐え抜き、中間距離ではミドル、接近されてはしっかりとガードをして鋭いローをたたき込む。R終盤組み際に時計を気にするタップナー・・・明らかに疲れている。スタミナ切れたのか?とは思わせるも一瞬とも気を抜けないパンチや蹴りを次々と繰り出してくる。しかし幾度と無くピンチを迎えてもあきらめず蹴り続けたローが効いてきた。
そしてついに4R、米田選手のローがヒットするとその場にへたり込む様に倒れたタップナー、その後も必死の反撃を試みかなり危ない場面もあったがローでダウンを奪う。ダウン中にセコンドの方を不安そうに見るタップナー・・・これは行ける!
その後も最後の反撃のパンチをガードしダウンを奪い快挙を成し遂げた。
タップナーは自力では歩けない程にダメージを負っていた。
試合後控え室にて
激戦後の安堵の表情

 リング上でのインタビューは本人は全く覚えていないと言う・・試合後も「今だったらジャブで倒れちゃいます・・」とダメージの深い事をにこやかに語ってくれたが、それほどまでにタップナーの攻撃は強打だった。
Sフライの選手という事を差し引いてもNJKFの上位をも倒した強豪であり、タップナーの前の2試合を見た時はこの選手に勝てる日本人はいるのだろうか・・・と思わせるほどの強さであったし、試合前も圧倒的不利と予想される中、そしてその猛攻を耐え抜き、逆転勝利したのは賞賛に値する。
2006.5.3
NJKF興行
ADVANCE IV 〜前進〜
(後楽園ホール)

美保 祐介
(PIT)

3RKO NJKFバンタム級次期挑戦者決定戦
1Rからローをヒットさせ有利に試合を進める、時折見せる相手の強打もしっかりブロック、3R蹴りに行った所にパンチを合わされ転倒したがダウンを宣告される。しかし落ち着いてローを効かせすかさずダウンを奪い返しKO勝利。
2006.7.22
真王杯
55kgトーナメント

牧 裕三
(アクティブJ)
J-NETWORKバンタム級王者

2RTKO 真王杯1回戦 
積極的に攻撃してくる牧選手を離れては蹴り、接近しては膝・肘で応戦。
2Rに肘でカットし牧選手ドクターチェック、再開されるが再度チェックが入りストップがはいりTKO勝ちとなる。
次ぎは寺戸選手と対戦となった。
寺戸選手は真二を下した強敵だがもう一つの準決勝・優勝候補同士の対決で勝ち上がってきた相手と決勝で対戦する為にも是非勝利してほしい。
2006.9.24
真王杯
55kgトーナメント
準決勝

寺戸 伸近
(BOOCHBEAT)
全日本バンタム級1位

判定勝 素早い動きとパンチ・キック、接近しては肘の連打で真二から勝利を挙げた寺戸選手。戦前予想は割れもしたが蓋を開けてみれば長身を活かし相手の攻撃をしっかりガードし、ロー、ミドル、ハイと攻撃を散らし終盤には連打をヒットさせ文句なく勝利を収め、中須賀と共に決勝進出を決めてくれた。
次は国崇選手を破った藤原あらし選手と決勝。
はっきり言って強敵、だが今までも多くの強敵と戦ってきて勝利を収めた米田選手。相手が強ければ強いほど強さを発揮してくれ、同じジムの仲間ながら未だどこまで強さを見せてくれるのか分からないのが米田選手。きっとやってくれるに違いない。
2006.11.23
真王杯
(後楽園ホール)

藤原 あらし
(S.V.G)

5RKO勝
あっと驚く藤原あらし選手のオーソドックスの構えからの巧さに苦戦するも最終Rパンチから膝を顔面に決めKO勝利。見事真王杯優勝を決めた。
2007.3.18
NJKF興行
(後楽園ホール)
NJKFバンダム級
タイトルマッチ

国崇
(拳之会)

5R判定勝
この階級でやり残した事・・それはNJKFバンダムに長期君臨する最強王者に勝ちNJKFタイトルを獲ること。
初対決から約5年、当時は初の5回戦で初の敗戦となってしまい悔しい思いをした。しかし最後まで衰えない強いハートはいずれまた上のステージで戦う事を予感させてくれた。
それから3年後、バンダム級タイトルマッチのリング上で再会。進化し続けた米田選手であったが、王者も同様に進化を遂げていた。あと一歩で惜敗。
お互い進化し続けいつの間にか日本軽量級を代表するトップ選手になっていた。
2006年 タップナーを撃破する歴史的快挙、真王杯優勝、これ以上ない実績を得た。
1.14、米田選手と激戦を繰り広げたデーン選手と王者国崇選手が対戦。デーン選手との戦いを今回行なわれたタイトルマッチの行方を占おうと観た人も多かったはず・・・しかし結果は国崇選手の圧勝・・・王者も数々の激戦を経て更に強くなっていた。
一体この両者はどこまで強くなるのか?
そして迎えた3.18 3度目の戦い。
いつもの強烈なローやミドルに加え相手の動きにジャブと捌きを加え効果的にストレートをヒットさせる。他の選手であれば倒れるであろう強烈な攻撃を両者は受けても決して倒れず攻撃を返すハイレベルな攻防、手数、ヒット数共に互角。しかし後半ロー、ミドル、ハイと蹴りを打ち分けここぞという時にストレートをヒットさせる。
あっという間の5R終了のゴング。
名実ともにこの階級でのトップに立った。
試合後はホッとした表情を浮かべいつもの優しい米田君に戻っていた。控え室に他ジムトレーナー?のタイ人が訪れ米田君の胸を指して「ストロングハート!」と笑顔で讃えに来た。
さあ、次は数々の日本トップ選手と激戦を繰り広げるワンロップ選手と対戦。タップナー戦同様の激戦が予想される。
2007.5.13
NJKF興行
(後楽園ホール)
ワンロップ ウィラサックレック
(ウィラサックレックフェアテックス)
M−1王者
判定負 55kg契約 M-1 100万円マッチ

前半ワンロップ選手はローや左ミドルを使い接近すると肘を振るう。米田選手はローに繋げる攻撃を当てていきたい所だがなかなか先手を取らせてくれない。肘に対しては米田選手はしっかりとガードするものの、あっ・・と思った時には既に切り裂かれているかまいたちの様な肘は脅威、気を抜けない・・不用意に仕掛けられず手数が少なくなってしまった。ワンロップ選手もさすがにローは警戒していたのかクリーンヒットを許さない。お互い決定的な有効打はないものの手数でワンロップ選手が上回ったか。
4Rはワンロップ選手は来日したての頃に戦ったVS櫻井選手や国崇選手の頃の様に組んでの戦法に変える。米田選手はコーナーに追いつめられ膝をヒットさせられピンチを迎えた場面もあった。
5Rはそれまで組まれる展開もあったが離れ際に当てていたローが効果を現し終了ゴング直前にはパンチ連打からローをヒットさせた。
しかし反撃も届かず2-0判定で敗れてしまった。
2007.9.24 ワンロップ・ウィラサックレック
(WSRフェアテックス)
2RTKO負 55kg契約
2008.1.27
NJKF興業
(後楽園ホール)

RIOT
(真樹ジム沖縄)

判定勝 57kg契約
2008.7.27
NJKF興行
(後楽園ホール)
サンティパーブ・シット・オウ・ウボン
(タイ/現ルンピニーフェザー級3位・元同級王者)
 
2RTKO負 フェザー級
この試合は以前米田選手怪我の為流れていたのだが、怪我の復帰戦ではあまりにも危険な相手のサンティパーブ選手。紛れもない現役のランカーで他試合映像を見たがどんどん前に来てプレッシャーをかけてくるタイプ。見た試合はタイ人同士の試合だったのだが、相手を止めたりかわしたりするのにも長けているタイ選手相手に前に出続ける、ましてトップクラス選手同士の攻防なのでプレッシャーはどれだけのものか想像もつかない。実際試合が始まると恐ろしくパンチが強い等何が強いと見た目にははっきりとはわかりつらいが、どの技の一つをとっても強いという印象。米田選手は得意のローやパンチ、ハイキックをヒットさせたのだが、中間距離は相手の攻撃をもらうと見るや一気に距離を詰めてくる。組んでも言うまでもなく強い。顔面にひざを入れパンチに肘や膝を交え圧倒的な強さを見せつけられてしまった。
今回は残念な結果であったが、この一戦を乗り越えまた強くなった米田貴志を見せてくれることを期待している。
2008.11.9
NJKF興行
(後楽園ホール)
岩切 博史(月心会) 4RKO勝 フェザー級に正式転向し全日本キックのランカーとの対決。
1Rにハイキック、2Rも肘でダウンを取る、3Rに相手選手のパンチに応戦し被弾する場面もあったが、ダウンを奪った攻撃以外に初回から相手の足を断ち切る様な破壊力抜群のローを当て続け、立て続けにダウンを奪い4RKO勝利。
相手選手のファイティングスピリットも見事で見ごたえのある試合であった。
2009.1.25
NJKF興行
(後楽園ホール)
前田 尚紀(藤原) 判定負
2009.7.26
NJKF興行
(後楽園ホール)
アトム山田(武勇会) 判定負
2010.5.9
NJKF興行
(後楽園ホール)
心センチャイジム
(センチャイムエタイジム)
5RTKO勝
2010.8.1
NJKF興行
(後楽園ホール)
中嶋 平八
(誠至会)
判定負 NJKFフェザー級王座決定戦
2011.5.21
NJKF興行
(後楽園ホール)
コムパヤック・ウィラサックレック(WSR) 2RTKO負


 

2004.6.27
当初WMCインターコンチネンタルSバンタム級王者アーロン・リー選手との対戦と言われていたが、ベン・スパイバック選手に変更、しかし現地に着いてからまたしても変更になり、暫定王者決定戦と言われていたがノンタイトル戦 でデンノーイ選手に変更。
10戦10勝8KOで豪のアマの王者だったとの事。
(オーストラリア(この大会)は完全ムエタイルールでヒジ・膝も強い選手ばかりで、かなりの高いレベルの選手がたくさんいた(デンノーイ選手も含め)そうです:同行してくれた竹越選手談)
後からわかったらしいが相当の実力者で次ぎに王者のアーロン・リー選手と対戦が決まっていたらしい・・・・。

6.27オーストラリア遠征を終え成田空港からそのままディファに駆けつけてくれた。
(その時勝利し得たトロフィーを持って)

04.08.08
ミドル・ローが冴え渡り見事2RKO勝これは10月が楽しみだ!

04.10.17 王座奪取

10.17 TOSHIMAX

2006年3月5日NJKF興業にて 
ラジャダムナン/WMC Sフライ級現役王者 タップナーと戦い4RKO勝利

06.03.05 会長・高津さんと

 

2008.1.27