30名以上が参加してジム内は大にぎわいでありました。
今回よりライトスパーリング大会・練習試合も事故に備え保険を適用する事になり参加費が2000円となりました。
ご了承下さい。
その代わりライトスパー弁当が豪華に・・・いや変わってなかったな。
久しぶりに手伝わさせてもらったのですが、私感ですが以前よりスパーリング色の強い大会になっておりました。
(勝手な尺度で力加減を試合を10とすると、始めたばかりの頃の受け返しが3〜5、普段練習で行なうマススパー6か7(中には9くらいの制御不能の人もいるけど(笑))、とすると今回は7.5〜8くらいかな)
審査結果発表までセンチャイさんから首相撲のワンポイントアドバイスで首相撲の練習を行ないました。
(首相撲の時間長かったでしょう・・・自分が終了時間伝えるの忘れてました)
ワンポイントとしてスタンスについて教えてくださいました。
中山選手(カメラ目線)とセンチャイさん
首相撲はやればやるほど難しさを実感すると共にやっていない人との差がどんどんつきます。またある程度経験すると組み合った瞬間「この人はやり込んでいる」と分かる・・・奥深いものです・・・(自分は途中で挫折)。
2006.2.12 ライトスパーリング大会合格者
KS=KS.CLEVER SMG=センチャイムエタイジム
Bクラス
徳山 洋(SMG)・内藤 啓佑・荒木 伸介(SMG)・河井 雅也(SMG)
大西 敏幸(SMG)・斎藤 聡・丸山 剛(SMG)・田本 睦彦・渋谷 雅行(KS)
越坂 良(KS)・岩井 淳・宮坂 隆志(KS)・臼田 記之・友正 常雄・高木 宏昌
Cクラス
小吹 智・渋谷 雅行(KS)・宮坂 隆志(KS)・松茂良 興佑・友正 常雄
鈴木 智博・内藤 啓佑・渡辺 雄太郎・松岡 大成
最優秀選手 楠瀬 龍
脅威の身体能力から繰り出す攻撃はパンチ・蹴り共に切れがあり多彩
な技をみせてくれた
防御も軽快なステップから落ち着いた捌きを披露
これでまた高校生という末恐ろしくも楽しみな仲間の出現である
(自分が高校の頃こんな凄い体してなかったなあ・・・)
優秀選手 Bクラス 徳山 洋(SMG)
Cクラス 友正 常雄
〜感想〜
ライトスパーリング大会はCクラス/パンチ1分・蹴り有りで1分、Bクラス/パンチのみ2分・蹴り有りで2分と通常のラウンドより短い時間ですが体力を消耗しスタミナ切れをおこしている人もおりました。
各自課題が見つかった人も多いと思いますので今後の練習に不足と思われた部分を補う練習を加える等役立ててください。
特にフィジカル面は通常の練習以外に補強運動も必要と痛感する人も居たと思いますが、昨日今日で簡単に身に付くものではないので継続して頑張ってください。
残念ながら不合格の人は(勿論合格した人も)これが本番ではなく、自分の課題を見付ける練習の一貫なのでくじけず(腐らず(笑))またチャレンジしてください。
攻防について
自分も審査を採点させてもらいましたが、今回はガードについて(もしかしたら今回も・・かも?)。
相手の顔面の攻撃に対し
「下を向いてしまう・顔を背けてしまう」=(相手の次の攻撃を全く見ていないので当然攻撃をもらい続けてしまう・下を向いたら膝が・・これは危険・下を向きすぎるとせっかくガードしていても後頭部にパンチをもらってしまう等々)
「腕のガードを顔面から離してしまい腕と顔面の間に相手の攻撃の入るスペースが出来てしまう」=(こめかみ(テンプル)・あご(チン)と守るべき部分ががら空きになってしまう・蹴りが来たらガードごと飛ばされてしまう等々)
は自分の中の審査基準で初歩の段階ですが、次ぎに自分が減点対象としてしまうのが
「正面を向いて両腕をガードオンリーに使ってしまっている人」です。
言い方がちょっと極端ですが、両腕でしっかり顔面をガードして、相手のパンチで空いているボディに蹴りを入れる(または捕まえて膝に持っていく)のはとても有効ですが、ライトスパーの段階の方々は両腕をガードに使っている人はガードオンリー、相手の攻撃が終わってさあ反撃となると正面を向いているために手打ちのパンチだけをちょこちょこ返す・・になってしまっている人が多く感じられます(ましてやパンチのみの時は蹴りが使えません)。
また、両腕でしっかりガードはしているが、上体がのけぞっており今以上に相手がプレッシャーをかけると上体ではさばけず後退するしかなくなり真っ直ぐ下がってしまう・・・という人も目立ちます。
自分が反撃する時、上体を戻す分だけ攻撃のロスになりますし、のけぞった上体で攻撃を返しても全く威力が無い攻撃になってしまいます。これではガードならずとも攻撃もマイナスになりかねません。
また、入会してから基本ではパンチに対しての防御は、かわす、よけるはあまり指導せず、ガードして受けると教えているので、正面を向いている人は軽いパンチでも正面で受けてしまい鼻血を出してしまう人も多いです。
(なぜかわす、よけるを最初教えていないか・・・まあこれはまた次の機会に(逃げたな))
相手の攻撃をスウェーでかわす選手は通常はある程度前傾気味か最低でものけぞっていないので(まだ後ろに下がる伸びしろ?がある)使える技術だと思います(あー私もうまくできないですよ)。
例:右のパンチを打っているときに左腕が顔面をガードしておらず、すぐさま相手の右のパンチをもらってしまう・・・これはせっかく攻撃しても審査している方から見るとガードに難あり・・・と見られる場合もありますし、ヘタをすれば相手のカウンターをモロに喰らってしまう場合もあります。また左のパンチに繋げてもうまくあたらない事が多いです(下から出すパンチの為相手のガードに阻まれてしまう)。
前にも書いた記憶がありますが、ガード=逃げではなく、相手の攻撃で致命傷を受けないため、そして次の自分の反撃に繋げる為の受け身・・・とでも言いましょうか?
パンチのガードにしても腕でガードをしていてものけぞって下がって受けては自分の攻撃ができませんが、ある程度上体前傾をキープして受ければすぐに攻撃に転じられると思います(これはパンチの場合で蹴りの場合は種類によっても違ってきますが)。
過去のライトスパーレポート後の感想にも同じ様な事を書いていると思うのでそちらも参考にしてください。
(最近歳なのかよく「それ前も聞いたよ」と言われますが気にしない気にしない(もはや開き直り))
次回は 4/23(日)の予定
午前中から大会をサポートしてくださったセンチャイさんと中山選手 お疲れ様でした
中山君←ちゃんと撮ってたでしょ・・フラッシュがつかなかったから「撮ってないでしょ」と疑われた(笑) |