2007.4.22 大森興行 アマチュア&プロ試合結果

アマチュアキックボクシング

アマチュアの部 計量AM11:30〜 試合12:30〜
アマチュアキック 試合ルール(抜粋)
少年、女子 2分2R インターバル1分
一般 3分2R インターバル1分
体重は各階級+2kgまでOK(例:ライトであれば61.23kg+2kg=63.3kgまでOk)
基本ルール(頭突き、投げ、下腹部への攻撃及び倒れた相手への攻撃禁止)
レッグパット(布製)、ヘッドギア、膝当て着用、膝で顔面への攻撃禁止、3秒以上腰より下に顔面を下げた状態が続くとダウンを宣告する
1R2ダウン制(1R中ダウン2回でKO負け)
一方的に攻撃を受け続ける状態やレフェリーに危険と判断されれば早めにダウンまたはストップがかかることがある

・・・えと、試合中作業を行ないながらの観戦につき、記憶違いがあるやもしれませんがご了承ください。



エキシビジョンマッチ 2分2R 中村 拓哉(KSクレバー) VS 太田原 友亮(センチャイ) (エキシビジョンのため勝敗無し)
ちびっ子同士の戦いであったが、がむしゃらに向かっていく戦いではなく、蹴り主体の見事な戦いを披露。
自分が同じ歳くらいでこんな本気で殴り合い蹴り合いなんて考えられなかったな・・・と考えただけでも凄いです。

第1試合 2分2R ×瀬戸 優豪(ブリザード) VS 太田 虎仁(センチャイ)○ 1RKO 
小学生同士の戦い?相手の瀬戸選手も頑張ったが、太田選手センチャイジムの選手らしく、ミドル、膝を交えボディに攻撃を集め、
ガードが下がった所にパンチ連打でKO勝利。ウームお見事。

第2試合 2分2R ×中村 翔太(KSクレバー) VS 新垣 黎王(OGUNI)○ 1RKO
レオ君こと新垣選手、まだ中学生だがキック歴は既に5,6年で、彼がミット打ちなどをしていると初対面のほとんど人はみな
「いやあ、凄いですね」と言う程で、自分もミットを持つ時はプロの選手が行なうのと同じペースで行なっている。
しかし体重は減量をしていなくてもフライ級にも満たず、同じ位の体格の少年部は居るのだがレベルが違いすぎ、
いつも練習相手は何倍も体の大きい大人としか対人練習ができないので少々心配であったが、体格のハンデの無い相手だとさすがの強さを見せてくれた。
開始から鋭い蹴りをひっとさせパンチ連打で圧倒しストップが入りKO勝利となった。
いやあ、これからどんな選手に成長するのか楽しみであります。

第3試合 2分2R 平田 亜希子(センチャイ) VS 西田 恵理(OGUNI) DRAW 
開始早々は固さがみられ攻め込まれる場面もあったが、中盤は落ち着きを取り戻しパンチで攻め込む相手にミドルをヒットさせ、
蹴りで攻めてきた相手にはパンチをヒットさせ最初の不利な状況を見事盛り返し引き分けた。
初の試合で緊張していただろうが気持ちの強さも見せてくれナイスファイトであった。
少ない女子部で夜間に男性に混じり頑張っている西田選手。
今日も日頃のスパー相手の仲間(笑)も応援に駆けつけてくれていた(わたしゃ見逃しませんでしたよ神○さん(笑))。

第4試合 73kg 3分2R ○櫻井 均(センチャイ) VS 熊倉 貴之(Wランド)× 判定 
AVISこと芝会長率いるワンダーランドジムから初参戦。
今後も継続的に参加してくれる模様。Wランドからのプロ選手に期待したい。
第5試合 フェザー級 3分2R ○丸山 剛(センチャイ) VS 河野 啓司(ブリザード)× 判定
NJKFにブリザードジムさんが加盟、主催興行等頻繁に行なっており、また選手の試合の場が増え今後も楽しみである。

第6試合 76kg 3分2R  ○藤井 基充(OGUNI) VS 遠藤 敏幸(Wランド)× 判定
夜間に練習に来ている藤井選手
会長が「なかなかセンスがありうまいんだけど、本人はあまり試合とかをやる気が無いんだよな・・・やっと今回出る気になってくれた」
と言っていた通りの巧さを見せてくれた。
相手はWランドジムで前回のライトスパーで優秀選手を取った遠藤選手であったが、パンチ、キック共にバランス良く繰り出し勝利した。
・・実のところ藤井選手、今大会の優秀選手候補にあがっておりました。


第7試合 ライト級 3分2R  ○鶴谷 剛(OGUNI) VS 吉住 允貴(センチャイ)× 判定
前回2試合出場し両試合勝利し2試合目は直前に覚えたバックブローで鮮やかなKOを見せてくれた鶴谷選手
今回はバックブローは不発(笑)だったが、パンチ、ロー、前蹴り等を駆使し相手選手の頑張りもあり大差ではなかったが勝利を収めた。

第8試合 ライト級 3分2R 矢口 裕士(OGUNI) VS 原田 博允(Wランド) DRAW
パンチからキレのあるローをヒットさせていたが、相手選手の頑張りもあり引き分けに。
左右にも動けパンチから蹴りの連携が自分には好印象であった。

第9試合 ウェルター級 3分2R ×楠瀬 龍(OGUNI) VS 千明 祐介(上州松井)○ 判定
こちらは自分がお勧めの楠瀬選手、前回は体格差のある相手の徹底した首相撲に判定負けとなってしまったが、今回は適正体重での勝負で期待していた。
パンチが強く打ち合い好き(笑)な楠瀬君であるが、今回はとにかく蹴る・・という事を課題にして出場。
ローキックを多用したが相手はガンガン前に出てきてパンチをふるう選手。
パンチを受けてもさほど効いていない様に思えたがローを蹴ろうとしている所にパンチが入り押される場面があり 印象が悪くなってしまった。
自分はある事情でセコンドにつけず大声を出せない立場であった(笑)ので、「相手の突進にミドルだミドルだ」と念じていたがテレパシーは通じず(笑)。
負けてはしまったが後半はパンチで打ち合いで応戦し盛り上がる試合となった。
楠瀬選手の強い攻撃にもひるまず前に出続けアグレッシブに戦い勝利した千明選手は優秀選手を獲得。

千明選手にソムチャーイ高津さんより優秀選手賞のメダルが授与された

第10試合 ウェルター級 3分2R 小野 哲也(OGUNI) VS  西村 知之(センチャイ) DRAW
こちらも会長お勧めであった小野選手、藤井選手共に会長が2,3日前に口説き落として出場(笑)と聞いていた。
攻撃もパンチ、蹴りの片方に片寄らずバランスの良さを見せてくれた印象。初参戦とは思えない戦いであり、次ぎに期待。

第11試合 ウェルター級 3分2R ×岡本 真(インスパイヤードM) VS  櫻井 均(センチャイ)○ 判定
本日2試合目の櫻井選手、しかし1試合目より全然動きが良くテンカオ(カウンターの膝)を効果的に使い見事な戦いを見せてくれた。


YOUNG FIGHT

15:30開場 16:00開始
 

第1試合 ライト級 3R  ○鷹絣杜 (GANGA) vs 秋草 利光 (E.S.G)× 3R判定(3-0)

第2試合 フライ級 3R  ○寺門 義晃 (B.Freely) vs  TAISUKE (VERTEX)× 3R判定(3-0)

第3試合 70kg契約 3R ○嶽センチャイジム (センチャイムエタイ) vs 谷口 護 (B.Freely)× 3R判定(3-0)
KAMINARIMON(R.I.S.E.アマチュア)でも優勝している嶽選手、重いパンチとミドル、膝で圧倒し嬉しい初勝利。
勝利者賞をもらうの忘れてリング降りたのはご愛嬌(笑)

第4試合 55kg 3R ○斎藤 知彦 (E.S.G) vs 五味 健太 (PHOENIX)× 3R判定(2-1)


第5試合 ライト級 3R ○畠山 隼人 (E.S.G) vs 広谷 (アラビアムエタイ)× 3RKO
アラビアジムからNJKFに初参戦の広谷選手、初回からスピードある攻撃でローを効かせ、KOもあるか?と思っていたが、中盤から畠山選手の
左ボディから右ローのコンビネーションが冴え渡り逆にローを効かせKO勝利。

 

第6試合 ウェルター級 3R JUN Da 雷音 (E.S.G) vs 新田 晃太 (PIT)  DRAW

第7試合 フライ級 3R ×横山 雅人 (OGUNI) vs 剛 (B.Freey)○ 3R判定(0-3)
大けがから復帰し、気合いも入っていた横山選手、元々パンチが得意だがそれを活かす為に蹴りに重点を置き頑張ってきたそうであった。
試合は相手の入りざまにローを当てるが、その後を続けられず相手の前進に押され気味の印象があり惜敗。
試合前「全然ヤングファイトじゃないですけど・・・」と冗談交じりで話していた(横山選手37歳)が、そんなことはない、普通であれば選手としての生活を断念せざる
を得ない怪我を克服し、仲間が試合の時は裏方に徹し懸命にサポートしてくれ、厳しい練習を頑張りチャレンジし続けている横山君、君はYOUNGだ!!
とても悔しかっただろうが、笑顔で「また頑張ります」と言ってくれた。我々仲間も応援しているぞ!


〜休憩〜 
5.13 ワンロップ選手と戦う米田選手の挨拶があり試合に対する意気込みを語ってくれた。

 

第8試合 バンタム級 3R 鈴木 貴善 (OGUNI) vs 戸丸 朗 (上州松井)× 1RKO
いつも緊張からか固くなり終了近くになり本来の動きになり敗戦が続いていた鈴木選手、しかし今回は積極的に仕掛けローキックとパンチで優位に進める。
R終了間際ロープ際に相手を下がらせローを意識している相手にハイキックをジャストヒット。久しぶりの勝利と
ムエタイネット提供のKO賞トランクスをゲット。
おめでとう!!

第9試合 バンタム級 3R ×佐藤 敬裕 (OGUNI) vs 田中 将士 (上州松井)○ 3R判定(0-3)
初回相手の突進とパンチ連打に押される様にダウン。その後もフラッシュ気味の不運なダウンもあり1Rに2回ダウンを喫してしまう。
その後は組んでの膝、ミドルを効かせたがタイムアップ、初回のダウンが響き悔しい敗戦となってしまった。

第10試合 ヘビー級 3R ×敏センチャイジム (センチャイムエタイ) vs 篤志 (ブリザート)○ 1RKO
篤志選手は見るからにパワーヒッターの体格、しかし敏選手は蹴りで突き放し巧い立ち上がりであったが、接近戦での一瞬のパンチをモロに顎に受けKO決着となった。
さすがにこの階級の一発の怖さを思い知る決着となった(実は見逃したんだけど)。

第11試合 ミドル級 3R 宮崎 高廣 ( OGUNI) vs 諏訪部 泰斗(東京北星) DRAW
OGUNI埼玉支部 KSクレバーで練習している宮崎選手、初回からパワフルな攻撃を仕掛けるが、中盤相手選手のローに左足のダメージが心配される。
相手選手もスタミナ切れかあと一歩ダメージを負った左足を攻めきれず(徹底して攻撃されれば明らかにやばかった)、このまま判定負け?と思われたが、
終盤気迫のパンチラッシュで、相手をパンチで防戦一方にさせた所でゴング。本人はかなり悔しがっていたが最後まであきらめない気迫のラッシュは見事であった。


第12試合 ウェルター級 3R ○岩崎 元樹 (インスパイヤード・M) vs 獅センチャイジム (センチャイムエタイ)× 2RKO
お互いパンチの打ち合いになるがパワーで勝る岩崎選手が立て続けにスタンディングダウンを奪いKO勝利。
ウェルター級戦線にまた楽しみな選手が加わった。
 

第13試合 60kg 3R ○小泉 智史 (ブリザード) vs 峰川 卓也 (上州松井)× 3R判定(2-1)
パンチ連打からローのコンビネーションをうまくヒットさせる峰川選手であったが、手数と有効打で上回った小泉選手がスプリットながら勝利。
お互いフルラウンド休み無く打ち合う好勝負であった。