2003.12.07
ライトスパーリング大会
OGUNIジム内  10:00〜
審査/会長・近藤(タイムキーパー)
進行/金井 
レフェリー/田口・金井

いつもは午前中にライトスパーリング大会・午後から練習試合と行なっておりますが、今回はライトスパーリング大会のみ行なわれました。
ここ最近はかなりの人数が参加しておりましたが、今回は少なく十数名でした(すみません正確な参加人数把握してなかった)。
特にCクラスの参加者は初めての体験という方も多く、緊張している様子の人も多く見受けられましたが、日曜の午前にこういう気分を味わうという事はそんなにないと思います・・・のでよい経験になったのではないでしょうか?

師範も出場者相手にスパーをしてくれた。あいにく倒れる場面なく (うーん残念)得意のヘッドスプリング(首跳ね起き)は見れなかったがバックブロー、後ろ蹴りの回転はいつもより回転力があったようななかったような・・・(どっちだよ)。


ライトスパー終了後の指導の模様  ここでも師範大活躍の熱血指導

合格者
Bクラス
鹿 まゆみ/川口 悟/石岡 俊樹/長谷川 満義


Cクラス
八木原 崇弘/鈴木 貴善/谷田海 博孝/中島 直人/手塚 順平
/吉沢 潤/細木原 健介 


今回は皆さん積極的に攻撃を仕掛けて好感が持てたのですが、
中にはパンチを打っている時・蹴っている時にノーガードだったり、連打を打っている時に思いっきり顎があがっている人を見かけました。
相手が全く攻撃してこなければ問題ないでしょうが、もしこれにパンチや蹴りを合わせてきたり、撃ち合いに応じてきた場合はモロに喰らってしまいますよ・・・。
それと相手がローキックだけを蹴ってきているのにカット出来ずに思いっきり喰らっている人もいました。
必死で行なっている時は気がつかないものですが、後でビデオで自分の模様をみて注意してください。


優秀選手本日参加者少数だったため対象者は一人

Cクラス 
八木原 崇弘君
前日から結構緊張したと言っていたがなんのなんの( 今回参加者中最軽量にもかかわらず)常に積極的に前に出て攻撃を仕掛けた姿勢を評価され受賞。
次の目標に向け頑張ってください。

@
A
@合格証と優秀賞のグローブを受賞(今回こそキーホルダーと思ったのに!!)
Aこの写真の状況と思われるものを次から選びなさい。
1・八木原君:「お弁当あげます」/田口コーチ:「ありがとう!」 
  優秀賞を受賞し喜びで胸がいっぱいで弁当がのどを通らなかった八木原君から弁当を恵んでもらう田口コーチ
2・八木原君:「僕の弁当だ〜」/田口コーチ:「何をいうかこれは俺の弁当だ!」
  二人とも既に1個食べたクセに私の弁当を奪い合う二人。
3・(弁当に見えるが実は体脂肪測定機・二人用)二人仲良く体脂肪測定中。
4は・・・・もういいって(失礼しやした)


次回は来年2月予定です
(プロテスト3月予定)

田口・金井 両コーチ
田口コーチは昨日夜中まで仕事だったそうで、これからまた会社に戻らなければならないとのこと・・・ご苦労様っす。
レフェリー以外にも満身創痍の体調でライトスパー出場者の相手を務めてくれた。
無駄な体力を一切使わない見事な省エネ戦法を疲労・・・いや披露してくれた。
師範は前日同窓会で飲み過ぎたらしく調子悪いとおっしゃっておられました・・・しかし全くそうは見えなかったけど・・・。
師範:「いや〜昨日の同窓会なかなか面白かったです」
私・田口:「いえ、きっと師範が一番面白かったと思いますよ(笑)」
私は腰痛+夜勤明けで寝ぼけモードで参加・・・なんちゅう状態のメンバーだ・・・。

 

余談
前回も述べましたが、ライトスパーの模様はビデオ撮影しておりますので、各自自分の姿を見て良かった点悪かった点を見つけ、今後の課題として練習に役立ててください。

Cクラスはパンチ1分・蹴り有りで1分の1R
Bクラスはパンチ2分・蹴り有りで2分の2Rで行ないました。
普段は通常1R3分で練習しており、いつもより短い時間ですが、普段以上に疲れた、体が動かなかったと思った人が多いと思います。
体重を落とした事による体力の減少、緊張、マウスピースに慣れていない、ヘッドギアーが邪魔・・・等、様々な要因が考えられます。試合ではこれ以上の緊張やどんな危機(大げさだな)が襲ってくるかわかりませんので、更に上を目指す人はスパーリングを行えるだけの体力は勿論の事、それ以上の基礎体力の向上も各自行なってください。

前回も同じようなこと述べましたが再度掲載します。
審査の項目は攻撃・防御・バランス・コンビネーションを見ます。
(細かく分けると違う項目が増えますがこの4通りまとめています)
レベルにより違ってきますが、今回は項目別に良い点のポイントを書いてみます、当然この逆の意味は悪い点になりますが・・・。

攻撃
・ 常に先手を取って仕掛けている
・(どこを狙っているのか)攻撃のポイントがわかる
・ 狙いが正確(相手のガードの空いている部分を狙っている、空振りが少ない)
・ しっかり相手を見て攻撃している
・ 攻撃が単発で終わらない
・ モーションが最小限
 (むやみに大きく振りかぶったりしない、相手に攻撃を読まれない)
・ フォームがしっかりしておりクセがついていない
・ 攻撃に強弱(スピードも含め)をつけて攻撃している
 (例:右構えだったら左は早く右は強く等)

防御
・ 相手の攻撃に対する防御(蹴りのカット等)がしっかり出来ている
・ 連打をもらわない
・防御時足が揃ったり棒立ちの状態にならない
・ 目をつぶったり顔を背けていない、相手に背中を見せない
・ まっすぐ下がらない
・ 相手の攻撃を封じる(攻撃してきた相手を首相撲などで捕まえる)
・ 自分の距離を保てる(ジャブ・前蹴り等を有効に使っている)
・ 顎があがったりせず、攻撃中も最低限の防御が出来ている
 (パンチを打っていない腕の顔面ガードが下がっていない)

バランス
・ 攻撃が偏っていない(パンチのみ、蹴りのみになっていない)
・ 攻守のバランスが取れている
・ すぐに倒れたりフラフラしない(充分なスタミナがある)
・ 足が揃ったり極端に縦・横の構えになっておらず、自分のスタンスを保っている
・ フットワークを使い前後左右に動き回れる
・ 体重移動が読まれ辛い(極端に前傾・後傾になっていない)
・常に自分の構えを保っている
・ 攻撃後にガードの構えにすぐ戻っている
・ 自分自身のパンチや蹴りにバランスを崩さない
・ 上半身と下半身がバラバラになっていない
 (手打ちのパンチや足だけキックにならず体重をうまく乗せた攻撃ができている)


コンビネーション
・パンチ→蹴り 蹴り→パンチと使い分ける事ができる
・ 上下左右に攻撃を散らしている
・ 有効なコンビネーションを使っている
 (例:パンチでガードを上げさせてミドル・パンチで接近し膝等)


*これは違う項目じゃないか・・・と思われるものもありますが、無理矢理分類したものでご了承ください。
(もっとたくさんありますがキリが無いので)以上が大まかなポイントです。
これら以外にも自分で気がつくポイントがたくさんあると思いますので、その為にはどういった練習をすればよいのか考えてみて、実践してみて下さい。

例えば
相手の攻撃で、苦手な攻撃に対する対策
まずは考える・・・実際にスパーリング中に考えながらすぐに出来る事は少ないです。まず自分がやられた時の状況を考え、どうしてやられたのか?そしてどうすればよいのか?を考えます。

実際に動いてみる・・・その時に考えた対策を想定しながらシャドーをして、イメージ通りに動けるか実際に動いてみましょう。
実際に動ける様になったらサンドバックに当ててみましょう。

実践に近い練習・・・ミット時などコーチ等にこういう状況の時にこういった練習がしたい等聞いてみましょう。(当然他の意見も聞けると思います)。
マスなどでもお互いに注文を出してそれに対する対策を試してみましょう。

実践で他の例として
相手の「この攻撃はイヤだな」とか「どうやって対処すればよいのか」と思ったら、その相手の同じ攻撃を練習してみて、その相手や他の人にも攻撃 をやり返してみましょう。人によって違った対処をする事があるかもしれません、そこで自分の攻撃がまんまと防がれた場合は自分もそれ(防御)をやってみましょう。そうすることによって苦手だったものが得意になる場合もあります。(技盗むってヤツですな)


おしまい