2003.6.22 
ライトスパーリング大会・練習試合

場所 OGUNI−GYM

ライトスパーリング大会 AM10:00〜
  
審査員 会長・近藤 レフェリー 金井 タイムキーパー 丸山

B・Cクラス総勢36名(だったと思う、無断欠席者もいたけど・・・)が参加したライトスパーリング大会でした。
開始前風景

少年部和紀君(管理者日記5/21参照)とK井師範のオープニングファイトで開始されました。
いつもと違う雰囲気からかやや緊張気味の和紀君、チャンスがあればダブルパンチ(管理者日記6/7参照)を出すように指示したのですが、残念ながら不発に終わってしまった・・・。しかし、元気の良い闘いを見せてくれました。
体格は師範が何枚も上手だったが(当たり前)それ以外は互角、精神面では和紀君が少し上回っていたようだ(笑)。

(左)熱のこもったスパーリングが繰り広げられた
(右)前回注目のトランクス君・・プロテスト時はパンツは認められないよ・・・ちゃんとしたのをはいてね・・・。

(左)優秀選手に輝いた山田竜太郎君と河野真輝君
管理者の「は〜い笑って」のかけ声に対し見事な作り笑い。
優秀選手には今回は多数参加者だったため豪華14OZのグローブが・・・。

(いいなあ、自分はてっきり「
小国義務キーホルダー」かと思った・・・)
(右)皆の見守る中、和紀君とご兄弟による
公開兄弟喧嘩・・・家の 喧嘩もリングで決着!
・・・というのは嘘でお互い楽しそうに殴り・蹴りあっていました・・・。

Cクラス合格者
安西 宏子/戸張 薫/藤沢 良子
河野 真輝/横山 雅人/島田 栄造/遠藤 直/日浦 宏之/川口 悟
/長谷川 満義/安藤 孝夫/小畑 啓

Bクラス合格者
山本 拓男/脇坂 宗明/相曽 大剛/佐藤 敬裕/山田 竜太郎
深海 毅/福田 直樹/望月 祐二

優秀選手 Bクラス 山田 竜太郎/Cクラス 河野真輝     

合格者の皆様おめでとうございます、次なる目標に向かって頑張ってください。
残念ながら不合格になった皆様は次回に期待します。
ジムにてビデオがあるのでどこが良かったのか・悪かったのか、何を練習すべきか検討してください。
ビデオで自分の模様を後から見ると悪いところばかりと思ってしまうでしょう。勿論悪かった点が見えただけでも成果ですが、一つでも良かった点を見いだしてこれだけは自信を持って使える、困った時に頼れる得意技を見いだしてそこを伸ばしてみるのもおもしろいかと思います。
 

練習試合 PM13:00〜計量 14:00〜開始

参加ジム 一心館/E S G/KOファクトリー/上州松井/P I T/OGUNI

レフェリー パイブーン/岩井 伸洋/金井 秀行
タイムキーパー 孫悟空丸山
司会進行 マサカリ

第一試合 ライト級 
○富田康介 (OGUNI) VS 竹山 民人 (E・S・G)× 判定

前回の練習試合ではDRAWに終わったが、グローブ空手にも出場し、ハイキックでKO勝利をあげるなど着実に成長している富田選手、幼なじみである友則選手、北海道仲間のヤスタク選手も駆けつけた・・・。
1Rからパンチとローキックで攻め込む富田選手、2Rも効果的にパンチをヒットさせローも効かせており、セコンドの「チーム友則」のリーダー友則選手から倒せの指示が出るがあと一歩攻めきれず・・・。終了直後自コーナーに戻った富田選手に友則選手から愛の鞭で頭を何度もはたかれていました。
(富田選手談:「友則君にはたかれたのが一番痛かったです」)
おめでとうございます。友則選手の愛(かどうかは不明)の鞭の示す通り倒せた試合だったけど、着実に実力をつけていますね。見事勝利したけど、課題も見えたのでは?これからも友則選手に鍛えて貰ってください(笑)。

第二試合 フェザー級
○羽石 達征 (一心館) VS 野口 裕明 (E・S・G)×
 2RKO

第三試合 フライ級 
○古田昌史 (OGUNI) VS宮本敬介 (E・S・G)× 2RKO

孫悟空丸山選手の職場の友人でもある古田選手、軽量級ではあるが、手数も多くガンガン前に出て気持ちも強い選手。
開始早々は相手とのパンチの打ち合いでパンチが交錯する場面もあったが、中間距離ではパンチ、接近しては膝で徐々に相手のスタミナをロスさせ有利な展開に。
インターバル中に、このままだと勝ちだけど、せっかくだから倒そうと言うと笑顔で「ハイ」。
その通りに2R開始早々から仕掛けパンチの連打でダウン、その後、金井レフェリーの迷レフェリングもあったが、そんなことはお構いなしに古田選手の攻撃は止まらない・・・一方的にパンチ打ち つけている時に今度こそレフェリーストップが入りKO勝利。
おめでとうございます。練習時からみせる気持ちの強さと、スタミナ、積極性が十分に発揮されましたね、丸山選手も大喜びでした。

第四試合 バンタム級 
○塩川 永雄 (OGUNI) VS 西村 勝 (E・S・G)× 判定

以前学生キックにも出場経験のある塩川選手、パンチ・キックとも連打は多くなかったものの的確に当て、距離をとって闘い、接近しては首相撲と膝を決め判定勝ちを収めた。
おめでとうございます。相手がガンガン前に来るタイプではなかったのかもしれないけど、単発ながら要所を締めて、(少なかったかもしれないけど)ラッシュ時には的確にポイント奪っていたので、文句ない勝ちだったと思います。当然課題も見えたはず、これからはこの事もふまえて練習しましょう(楽しみしているよ・・フッフッフッフッフ・・・)

第五試合 フェザー級
○山下 晃司 (一心館) VS 菊池 亮輔× 判定


第六試合 バンタム級 
×矢原 弘顕 (一心館) VS 木原 康裕 (OGUNI)○ 判定 

グローブ空手にも出場経験のある木原選手、相手もなかなか強い選手で、開始早々は強い蹴りとパンチで間合いを詰めてくるファイターでした。1Rはほぼ互角であったが、2Rから木原選手のパンチから膝の攻撃、左ストレートが数発ヒットし、優勢に展開し判定勝ち。
おめでとうございます。相手もなかなか強い選手でしたが、気持ちが折れる事無く攻め続け勝利をつかみましたね、これからはもっと左の特性を活かした闘いを一緒に練習しましょう。

第七試合 ウェルター級 
×菊池 健太 (E・S・G) VS 篠原 守 (OGUNI)○ 判定

前回のグローブ空手でも好勝負・好成績を残した篠原選手、一時は練習不足の為辞退しようか迷った?あげく出場を決意・・・。しかししかし、試合が始まると鋭いストレートと思いローキックで試合を優位に進める。相手選手にかなりローがヒットしていたが、インターバル中に「足痛めました・・・」との事、しかしR開始されると、足の怪我を感じさせない攻撃で文句なく判定勝ちを収めた・・・。
おめでとうございます。昼間に篠原君が練習不足と調子悪いので練習試合辞退させてくださいと電話してきた時に、「やめるのは簡単だけど、これが本番じゃないよ、これも練習のうちなんだから、頑張ってみたら・・・」と煽ったのは私です(笑)。以前もプロで活躍しているS木A浩選手も同じようなケースがあり、自分の煽り、いや励ましで出場を決意し、見事優秀選手を獲得し、プロデビューを果たし勝利しました・・・彼がチャンピオンになった時は「私の人生を変えた一本の電話とその男」と題してコメントしてもらおうと思います(笑)。次は君の番だ(笑)!

第八試合 フェザー級
×天野 祐一郎 (一心館) VS 坂田 映 (OGUNI)○ 1RKO

落ち着いた試合運びで、相手の攻撃を軽くいなして、ステップから強烈なローキックを繰り出す坂田選手、相手選手がローが効いてきたと思った矢先に強烈な左ボディフックでまずダウンを奪う。何とか立ち上がるが、左ミドルで体が折れ曲がった所にとどめの左ボディフックで見事1RKO勝利を飾った。
おめでとうございます。はっきり言ってセコンドから声をかける事ほとんど無く終わってしまいました。右のローと左のパンチのいわゆる対角線コンビネーション見事でした。攻撃以外でもうまさが垣間見る事できました。また次の闘いぶりを是非みてみたいモノです。
見事今大会で優秀選手を獲得 おめでとう!!

第九試合 ライト級
△神谷 正芳 (E・S・G) VS 五十嵐 崇 (OGUNI)△ DRAW

長身サウスポーの五十嵐選手、開始早々長い手足を利用し攻め込み、蹴りもヒットさせ、接近しては組膝で攻め込む。1Rは取ったようだが、2Rになり、1Rからの全力攻撃の為、徐々にスタミナ消耗し、相手のパンチが単発ではあるが、ヒットし一瞬頭がのけぞるシーンもあり悪い印象を与えてしまう。微妙ではあったが、結果はDRAW。
お疲れ様でした。相手のパンチに対してムキになって打ち合ってしまった事もあるけど、最初から最後まで全ての攻撃に力みが感じられました。しかし、絶対に勝つという気合いも見せて貰ったし、良い攻撃も見せてくれたと思います。これらを課題にして次回も頑張ろう。

第十試合 フェザー級
△斎藤 雄太 (PIT) VS 渡辺 桔平(E・S・G)△ DRAW


第十一試合 ヘビー級
荒川 尚士 (OGUNI) VS 渡辺 隆享 (E・S・G) ノーコンテスト

体重74キロの荒川選手、ミドル級で出場であったが相手がおらず、出場希望の中にヘビー級の相手がおり体重は100kg近いとのこと、それ以外にデータは無く、今まで練習試合に参加してきたヘビーの選手はただ重い、大きいだけという事があった為会長も荒川君なら大丈夫、そして本人も了解でこの試合になった。一つ前の試合中荒川君と反対コーナーの選手を見ると身長は2mを越す筋肉質の選手が・・・「やばい」と思ったが、自分が不安な所を見せてはいけないと思い、「動きは遅いはずだよ、上からの力任せのパンチさえ貰わなければ大丈夫だよ」と言っては見た・・・。荒川君も「ハイ、頑張ります」と頼もしいコメント・・・。いざリングに上がると天井と相手選手の頭の間は十数センチしかない・・・・(ジャンプしたら天井突き抜ける)。試合開始早々相手は動きが早くはないがいかんせん体格差がありすぎる、軽く出した前蹴りで吹っ飛ぶ荒川君・・・。しかし起きあがり果敢に攻め込み、スピードのある強いローキックを繰り出し見事ヒットしているが、効いたそぶりを見せずどんどん前に出てくる・・。上から押さえ込まれ、膝を繰り出してくる相手選手・・・。身長差体重差で組まれるとなすすべのない荒川君・・・。相手の膝蹴りが顔面にヒットしダウン・・・(OGUNI練習試合は顔面膝禁止)・・・なんとか立ち上がり、続行した荒川君であったが、またしても顔面に膝・・・そこでノーコンストに・・・。
しかしよくあそこまで体格差のある相手に果敢に戦いました(プロではないが空手の選手らしい)。普通に膝蹴りだしたら顔面なのでなすすべありません・・・。目の近くに膝蹴りもらい、一瞬ひやりとしましたが、大事に至らずよかったです。試合後「あれだけ大きい相手とやったので、次は同じ体重なら恐くありません」と頼もしいコメントをしてくれました。ごめんね荒川君。

第十二試合 ライト級
○森本 望 (一心館) VS 光久 庄太 (E・S・G)× 2RKO


第十三試合 フェザー級
○星 佳孝 (OGUNI) VS 安木 直志 (一心館)× 判定

前回の練習試合ではライト級で出場しDRAWの結果だった星選手。今回はフェザーまで落としての試合となった。1R開始早々、相手がなかなか強力なパンチを繰り出してくるが冷静に対処、パンチの連打で相手のガードがあがった所にミドル、近くにきたら膝、と長身を活かして距離をうまくつかい、2Rは相手のパンチに左ミドルをあわせたり、相手の右腕を狙ってミドル攻撃で相手選手も開始早々程の強いパンチが出せなくなり、文句なく判定勝利。
おめでとうございます。前回の課題を見事克服しての勝利でした。一発には破壊力は無いけど、それを補う連打と蹴りのコンビネーション、サウスポーを見事活かした戦い方でした。その長身で減量きついかもしれないけど、次の闘いも十分に期待できる闘いでした。

第十四試合 ウェルター級
○畑 大樹 (OGUNI) VS 寺崎 直樹 (KOファクトリー)× 判定

1R開始早々からパンチの打ち合い、コンビネーションをお互い繰り出し、1Rはほぼ互角の戦い、2Rになってもお互いスタミナ切れることなく戦い続け、ミドル、ハイと使いわけて、後半はフットワークを使い相手攻撃をかわしすヒットアンドアウェーで見事勝利を収めました。
おめでとうございます。相手選手もかなりの力量で強い選手、お互い休まず攻撃し続けてハイレベルな闘いでした。ローキックも使うともっとハイも入るとは思いますが、スタミナが切れる事も無く、パンチから蹴り、蹴りからパンチのいろいろなパターンのコンビネーションは見事でした。また次の試合も見てみたいです。
自分の中では彼も優秀選手の一人でした

第十五試合 バンタム級 
△深沢 英男 (OGUNI) VS 志村 健 (一心館)△ DRAW

プロ試合でも前半ポイント奪われるが、折れない心とスタミナで粘り強く後半盛り返すファイトをする深沢選手の登場。初回は相手選手のパンチを貰いながらも前進し、組んで膝の展開、インターバル中、次が最終Rなので、このままでは不利と思い、捕まえる前にパンチを打ちに行くように指示、深沢選手のパンチ貰いつつも前進し、首に持ち込む闘いに相手選手のスタミナが徐々に奪われて、組みつく前のパンチも序々に当たりだし、相手選手が鼻から出血・・・。
R後半には相手選手が疲れからクリンチし始め、チャンスであったが捕まえきれずDRAW。
お疲れ様でした。いつもの闘い方ではあったけど、組みに行く前のパンチに活路を見いだせたのは収穫だったと思います。ただ、組みに行くのとパンチが中途半端になり腕だけで顔に当てるパンチになってしまったのはこれからの課題だと思います。折れない心、粘り強さ、スタミナ、これは揃っているので、もう一つを作り上げていきましょう。

第十六試合
○美保 祐介 (PIT) VS 田中 将士 (上州松井)× 1RKO

開始早々からフルスイングのパンチで攻め込む美保選手、フルスイングで強力な上に、体のバランスを崩さずに連打で追い込み、あっという間にKO勝利。

圧倒的強さでKO勝利の美保選手、プロでもほとんどが1RKO勝利。OGUNI選手との対戦も楽しみだ
後ろは司会進行を務めてくれた、芸人でもありOGUNI練習生でもある マサカリ氏


第十七試合 メイン フェザー級
○真二 (OGUNI) VS 伊藤 洋介 (上州松井)× 1RKO
練習試合にプロでも数戦している伊藤選手から参加希望が来たため、それに見合う選手の出場が無く、急遽会長から真二に出場依頼があり、真二も快諾、体重はフェザーウェイトでの闘いとなった。
長身の伊藤選手、真二と向かいあうとかなり差があった。開始早々伊藤選手は威力あるローキックと前蹴りで真二を突き飛ばす場面も、(後談:真二「あの時やばいと思いました」)その後の前蹴りも顔面にヒットし、鼻あたりから出血・・・。
しかしさすがは激戦を繰り広げてきた真二、相手の攻撃の後に威力のあるローを返し、相手の懐に入ってはパンチの連打をヒットさせる・・・。1R後半、パンチ連打でぐらつかせ、相手がパンチで下を向いたところにミドル気味のハイをヒットし、後退する相手にパンチ連打で追い打ちをかけダウン・・・。起きあがるが、その後もパンチの連打で下がりかけたところにミドルが脇腹に刺さりダウンで終了・・・貫禄の勝利を見せてくれた。
お見事!会長も言っていたけど、真二のいいところは、相手が一発攻撃をかわしても、その次、それをかわしてもその次と攻撃を続ける事と、それがただ闇雲に連打しているのではなくちゃんと打ち分けている所です。現に今回もパンチの後のハイもすべてコンビネーション途中だったし、最後のミドルもパンチで相手が下がるのを見てというより、全て流れの中でヒットさせた攻撃のKOでした。
これからも真二の活躍に注目だ!!

TAKEさんの 勝負パンツで 負け知らず
(五・七・五)


優秀選手 坂田 映(OGUNI)  美保 祐介(PIT)

 

次回ライトスパー・練習試合は
9月か10月のキャス興行時を予定しております。





 

 

番外編


(左)今回も師範は大活躍
軽快なフットワークで、選手同士の中に割って入り転倒したり、
ダウンカウント「ダウン1・2・大丈夫?(選手に話しかける)・3・・・」
(合計が10カウントにならない)
等々・・・。ライトスパーの選手撮影するつもりがついつい師範にピントを合わせてしまう。
(右)体調不良の為タイムキーパーを務めてくれた丸山選手、ライトスパー大会から務めてくれた・・・が練習試合でもライトスパー同様インターバル中タイムをストップしてしまう事もありました。(写真は私に突っ込まれた直後「やめてくださいよ〜、 撮らなくでくださいよ〜」)

金井師範と竹越選手
ついに夢の対決実現、OGUNIが誇る名突っ込み&キャラいじりの天才TAKEさんと
天然街道を突っ走る、しゃべって(小説を)書けるKanaウェーブ研究所所長・K井師範、ついにTAKEさんのHPへの参入を約束してくれた。
熾烈なボケ・突っ込み合戦は必至。
当HPでもおなじみ師範の亜空間天然ニュートリノパワーが炸裂するのか、それをTAKEさんがどう迎え撃つのか?注目していきたい。


おしまい