2004.06.13
ライトスパーリング大会

OGUNIジム  11:00集合 11:30〜開始 参加者32名
審査/会長・木浪'シャーク'利幸・田口
タイムキーパー/近藤 
進行/金井  
レフェリー/センチャイ・高木 

今回はOGUNIGYMでコーチをされていたセンチャイさんがNKB興業のレフェリーデビューにつき、その前の確認・打ち合わせも含めNKB審判部長の高木修二さんも同席し、センチャイさんがスパーリング大会を裁いたので、いつもの雰囲気とはちょっと違い緊張感も漂っていた。 (ので今回は結構真面目に)

開始前の計量風景

ラジャ・ルンピニー公認のレフェリーの免許を持っているセンチャイさん。NKBでのレフェリング打ち合わせの為今回はNKB審判部長の高木修二さん同席で今大会を裁く事に。
今後NKBで本場ムエタイのレフェリングに注目だ。

ライトスパー名物のこの方 今回も迷 いや名司会

大会模様
本格的なレフェリーに裁かれたため皆ちょっと緊張気味?力が入ったのか鼻血者続出(笑)

大会後恒例の首相撲・膝講習会
木浪選手から直々に伝授してもらえる機会はなかなか無いので勉強になったと思います。
田口・金井コーチも講習してくれました。
(えっ私?・・・カメラをもってウロウロしておりました)

合格者
Bクラス

八木原 崇弘/横山 雅人/岡田 卓巳/手塚 順平/尾本 和哉
Cクラス
秋谷 鉄君/山崎 学/尾本 和哉/小野 哲也
杉本 秀臣/藤井 基充/藤野 行永/金 日桂/井出 英一
優秀選手
Cクラス・金 日桂/Bクラス・長谷川 満義(既合格者)

*OGUNIGYMではBクラス合格者はプロテスト受験資格が与えられます
既に合格者も練習の一環として何度も参加できます(但しプロテスト未合格者)
ライトスパーリング大会説明はQ&A

優秀選手の長谷川・金の両氏
どちらもパンチ・蹴りをバランスよく繰り出し見事優秀選手賞獲得!おめでとう!

高木審判部長からプロテスト受験心得のコメントをして頂きました。
要約抜粋(要は自分が覚えている部分だけという意味だが・・・すみません)
プロテスト受験にあたり、審査の基準はこのスパーリング大会の審査基準の様に攻撃・防御・コンビネーション・バランス等を審査するのは当然ですが、例えばR中にずっと攻撃をもらい続けて一発で逆転KOで倒したとしても、試合であれば勝利でしょうが、プロテストのスパーリングでは合格とは限りません。
(試合は本当に危険なので)これならプロとして試合をしても大丈夫と思える防御も重要なポイントとなります。
勿論これにプロ向きかどうかという姿勢も対象となります。
皆さん頑張ってください。

(偉そーに僕も)総評
今回は参加者が30名以上あり合格者は約半数でした。
Cクラスはある程度の基準であれば、会長が普段の練習時の力も加味し合格にする事が多いですが、Bクラスはプロテストを受験しても受かるかどうか?が基準となり、格段に難易度が高くなります。
 残念ながら不合格になった人の中で「普段はこんな実力じゃないんだけど・・・」と力を発揮できなかった人も居ますが、本番のプロテストではその場でしか観てもらえません。しかも短い時間でしかないので普段の自分の力をだすのは難しいです。
ビデオで自分のスパーリング時の動きを観て、良かった点・悪かった点を探し、良かった点を伸ばし悪かった点を改善するにはどうすればよいのかを考え練習に役立ててください。
 
今回は全体的な感想を・・・。
まず・・・集合時間・・・今回はライトスパーで大目にみてもらいましたが開始時間に遅れてくる人が多かったです。
プロテスト受験を前提に出場する人ばかりではないでしょうが・・・、これはキックに限らずいけませんよ・・・(自己批判含(自爆))。
それと体重も明らかに自分が出場する体重を上回る人も居たので、これでは出場前に失格です(笑)。マウスピース等個人で用意する用具も持ってきていない人もいました。
特にプロテストではこの様な事なきように気をつけて下さい。(受験できませんよ)

 不合格となった人は全体的に(うまい例えではないが)ドタバタしている人が多かったです。運動量の多い事は良い事ですが、無駄な力や(意味の無い)無駄な動きが多く、早くにスタミナを消耗する人も多く見受けられました。
これらは「慣れ」で改善される事が多いですが、ビデオで自分の動きをよく見て、もし不明な点があればコーチ・会長等に聞いて下さい。
 あと今回は鼻血を出した参加者が多かったですが、出血者に共通に言える事は皆相手の攻撃を受けた時、体が正面を向いてしまい、落ち着いて対処すれば防げるパンチも顔の中心(つまり鼻)で受けておりました。
対処の一つとしてオーソドックススタイル(右構え)であれば半身に構え左手と腕やヒジのブロックで十分に対処できるはずです(勿論よけても尚良し)。
最悪パンチが顔にヒットしてしまった場合でも顎を引いていればおでこで受ける事ができますが、顎があがっている為に鼻に直撃している人もおりました。
 また相手の攻撃時は下がり続け、すべて終わってから反撃(前に出る)、そしてまた攻撃受ける(下がる)・・・と前に出たり下がったりを繰り返している人もおりました。
何もない後ろに下がり続ける事のできる所では良いかも知れませんが、戦うのはリング上です。心当たりある方は「相手の攻撃を受ける=下がる」という考えをしない練習をしてみてください。

他にもいろいろと書きたいことありますが(今後もライトスパーリング大会あるので)ネタは小出しにしたいと思います(笑)。

次回ライトスパーリング大会開催は
9/26(日)です



番外編
こっそり撮影したつもりなのだが、後で見てビックリ・・・知っているのか居ないのか?はたまた天性のスター性故カメラに反応し無意識にポーズとってしまうのか?・・・恐るべし・・・。

私が注目しているシベリア超特急氏。
今回はわざわざ自分の為に着て来てくれた。ありがとう!! 彼曰く「勝負服です」

残念な事にこのTシャツに異常に反応しているのはジム内で自分ただ独り・・・このシャツの価値(面白さ)皆わかってくれないのかな・・・残念だ・・・。
今回はこれを撮る(彼が参加と聞いてきっと着てくるとヤマを張って)為にカメラ持参したといっても過言ではない・・・。

おしまい